経営方針

経営方針

経営方針【平成26年4月策定】

協会のロゴマーク

マークのコンセプト
長岡の「n」をモチーフに、日本一の大花火大会の花火が打ち上がった様子でまちの「観光」を、そして花火のエネルギーでコンベンション誘致によるまち・市民の「活力」の高まりを表している。

協会の設置目的(定款第3条)

長岡市及びその周辺地域の産業・技術、文化・歴史などの資源を活用し、コンベンション誘致及び支援並びに観光事業の振興を図り、もって地域経済の活性化を促進し、まちの魅力を高め、広く市民生活の向上に資することを目的とする。

第1 はじめに

観光の振興は、新たな消費や雇用を生み、さらに投資を呼び込むなど地域経済を牽引することに繋がります。また、MICEの誘致・開催は、人の知恵を呼び込み、ビジネス機会やイノベーションを創出し、都市のブランド力の向上にも結びつきます。

このため、国は本年6月に「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」を策定し、世界の観光需要を取り込むとともに、MICE分野の国際競争力を強化し、経済の活性化を図るとしています。

当協会としても、平成27年に長岡市第1次市町村合併10年の節目を迎えることもあり、より広域的な視点で観光誘客、MICEの誘致に取り組むことが求められています。

平成26年春に実施される新潟デスティネーションキャンペーンは、当地域への誘客にとって大きな契機となり、北陸新幹線の開業は、都市間競争に拍車を掛ける反面、関西圏や関東圏からの誘客拡大のチャンスでもあります。観光資源の発掘や磨き上げなどに一層取り組み、旅行客の満足度向上や旅行ニーズの多様化に対応することが不可欠です。

また、MICEの誘致に当たっては、学術機関や医療機関、そして様々な分野の産業が集積している当市の特性を生かすことが重要で、そのためには会員の人的ネットワーク等を一層活用するなど、協会が一丸となって誘致に努める必要があります。

本計画は、平成26年度から平成28年度までの3ヵ年の事業の方向性を示すものです。会員が具体的な成果を得られるよう、また当市の活性化に寄与できるよう長岡市、関係機関等と連携し取り組むものとします。

第2 事業方針

Ⅰ コンベンション推進事業

1 現状と課題

○ 学会、大会等の開催は、ビジネス機会やイノベーションの創出など、地域に大きな経済効果を生み出す。また、都市の競争力・ブランド力を向上させるといった意義を有する。

○  JR長岡駅前に「アオーレ長岡」がオープンしたことに伴い、今後、長岡で開催される学会・大会が増えるものと期待される。反面、これまでは輪番制による開催が多いのも実情であることから、協会独自の誘致活動によるコンベンション開催件数を増やすことが課題である。

2 事業推進の重点方針

○ 当協会は、観光やコンベンションに関係する事業者等で構成された組織である。その特性を生かすためにも会員相互が一層連携するとともに、市内の学術機関や産業界、行政等と緊密に連携し、組織的な誘致活動を展開する。

○ 長岡ならではのまちの魅力や特徴を生かしたMICEを提案し、主催者から開催地として“選ばれる長岡”を目指す。

3 主要事業

(1)誘致事業

ア 体制強化

○  市内の学術機関、医療機関、産業界、長岡市等とMICE情報を共有し、連携して誘致に取り組む体制を確立する。
○  大学研究者等が積極的に学会を誘致できるよう、誘致当事者の負担を軽減するサポート体制を確立する。

イ 誘致活動の展開

○  国際ミーティングエキスポ(IME)や首都圏合同誘致セミナーなど、コンベンション推進団体が主催する展示会・誘致活動に積極的に参加する。
○  首都圏を中心とした学会・大会事務局等への誘致活動と情報収集を行う。

ウ 新たなコンベンション素材への取り組み

○  国際大会を見据えたスポーツ合宿など、長期滞在が見込める行事を誘致する。

(2)支援事業

ア 各種助成金の交付

○  主催者の経費負担を軽減し、コンベンションの成功を側面から支援するため、コンベンション開催助成金を交付する。
○  長岡ならではのコンベンション支援に向け、アトラクションやエキスカーションの紹介と、これらに対して助成金を交付する。

イ 各種開催支援

○  会議場や宿泊施設の確保、各種機材の貸し出し、運営のサポートなど、コンベンション開催に係る各種手配が円滑に進められるよう、会員組織を生かした総合支援を行う。
○  観光パンフレットの提供や観光案内、飲食店の紹介等を通じて参加者の便利を図るとともに、長岡の魅力を発信し、その後の観光ツアー等に繋げる。

ウ 歓迎機運の醸成

○  大型コンベンション(参加者300名以上)の開催時には、市街地に歓迎ポスターを掲出し、地域が一体となって歓迎する機運を醸成する。

★目標値

Ⅱ 観光・物産振興事業

1 現状と課題

近年、旅行形態が団体型から個人・グループ型へと変化してきており、旅行の目的や旅行先での行動も多様化してきている。そのため関係者は、観光客のさまざまなニーズに配慮した観光商品の開発や受入れ体制の整備等に取り組んでいる。
長岡市には、山から海まで広範囲にわたる自然資源のほか、縄文遺跡や良寛などの歴史・文化、醸造・打ち刃物などの地域産業、大花火大会や牛の角突きなど全国的に知名度の高いイベントなど様々な観光資源が存在する。こうした観光資源を多様な観光ニーズに応えられるよう活用することが求められている。
少子高齢化社会を迎え、国内観光旅行の伸びは期待できない。そのため観光客を受け入れる「おもてなしの心」の更なる醸成を図り、リピーターの確保に繋げていくことが重要である。

2 事業推進の重点方針

○ 地域外からの誘客に軸足を置き、広域的な視点で観光資源の発掘・品化、おもてなしの充実、観光PR等に取り組む。
○ 北陸新幹線の開業と平成26年春の新潟デスティネーションキャンペーンを活用し、首都圏・関西圏からの来訪者を増加させる。

○ 交通事業者やJR長岡駅、道の駅、観光施設等と連携し、観光客の満足度向上のための取り組みを行い、リピーターの増加に繋げる。

3 主要事業

(1) 観光振興施策

基礎的な施策

○ 平成26年春の新潟デスティネーションキャンペーンを契機とした観光誘客に取り組む。
○ 上越・北陸両新幹線、佐渡金銀山遺跡等を活用した広域観光ルートを開発する。

○ 市内観光協会、隣接観光協会等と連携し、観光情報の発信、観光素材の発掘、広域観光ルートの開発等に取り組む。
○ 長岡市、市内観光協会等と連携し、魅力的なホームページを整備する。

イ 観光旅行者の満足度向上のための施策
―満足度を向上させ、リピーターを増加させる。―

○ 観光情報の発信を充実させるため、長岡駅観光案内所等で近隣の観光情報も提供できるようにする。また、多言語のパンフレットやWi-Fi環境の整備に努める。
○ おもてなし態勢を充実させるため、観光ボランティアガイドの育成・研修を充実させる。また、タクシードライバーやバスガイド、観光施設の関係者等を対象とした観光研修を実施する。
○ 二次交通を充実させるため、交通事業者やJR長岡駅と連携し、観光周遊バス「てんこもり号」や「観光タクシー」などを運行する。
○ 観光関連施設のおもてなしを一層充実させるため、当該施設に対してアドバイス(外部評価)ができる仕組みを検討する。

ウ 観光旅行の多様化に係る施策
―細分化する観光ニーズ(目的の多様化、個人旅行等の増加など)に対応-

○ 市内の観光協会や佐渡地域等と連携し、新たな広域観光ルートの開発、観光PRに取り組む。
○ 旅行目的の多様化への対応と
年間を通じて旅行者を確保するため、グリーンツーリズムや産業、文化、歴史等をテーマとしたニューツーリズムを開発する。また、日本酒や長岡野菜など、長岡ならではの食の魅力を一層充実させる。

(2) 長岡まつり、四季のイベント等の開催・支援

本市最大の観光資源である「長岡まつり」や「四季のまつり」の実行委員会等と連携し、イベントの開催・支援を行っていく。

★目標値

【参考】ボランティアガイドの利用者数(人)

【参考】観光客入り込み状況推移(千人)

(3)物産・観光情報の発信

ア 観光プラザの運営

○ 市内各地域の特産品を数多く揃え、来訪者に長岡ならではのお土産品を提供する。
○ 市内や近隣地域の観光情報をワンストップで提供できるようにする。

イ 長岡駅観光案内所の運営

○ 公共交通機関を利用し来訪される観光客へ、的確な観光情報の提供をする。
○ 多言語のパンフレットを提供し、外国人旅行者の利便性を一層高める。
○ Wi-Fiスポットを整備し、来訪者への情報サービスの向上を図る。

ウ 県内外イベント等での特産品・観光情報の発信

○ 県内外で開催されるイベント等で特産品のPR及び販売を行い、会員企業の販路拡大に努める。また、観光情報の発信をとおして、来訪者の増加を図る。

★目標値

(4)フィルムコミッションの推進

映画やテレビ、CM撮影は、直接的経済効果をもたらすほか当市のイメージアップにも繋がるため、新潟県フィルムコミッション協議会や関係団体と連携し、誘致活動を一層推進する。

★目標値

Ⅲ 広報宣伝事業

1 季刊誌発行事業

地域の観光やコンベンション情報、会員情報等を充実させ、観光誘客や会員相互の交流に役立つ誌面を作る

2 インターネット発信事業

○ ホームページ、メルマガ等により観光情報や会員情報をタイムリーに発信し、観光誘客や会員事業に資するようにする。
○ 観光客等に情報を分かりやすく伝えるため、長岡市の観光ホームページや越後長岡観光ナビと連携し、情報の一元化等を行う。

Ⅳ 組織運営

1 会員の増強

○ 観光事業及びコンベンション事業をより広域的に推進する観点から、市内各地域より新会員を募る。
○ 会員メリットに繋がる施策を一層展開し、協会への加入を促進する。

★目標値

2 財政基盤の強化

安定的な財政基盤を確立するため、会員の増強と収益事業の積極的展開により独自財源を拡充する。


テキスト ボックス: ・全国規模のコンベンション開催件数を増やす。  平成24年度:21件 → 平成28年度:30件 ・誘致活動により開催されるコンベンション件数を増やす。 平成21年度~平成24年度:0件 → 平成26年度~平成28年度:3件